作家研究:日本2

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澁澤龍彦の古寺巡礼 (コロナ・ブックス)
龍子夫人との2ショット写真や、 サングラスを外した姿など、はじめて見る澁澤の姿に ドキドキしてしまいました。 紹介されているお寺は有名なものから はじめて名前を聞く小さなお寺まで、幅広く、 純粋なガ......
澁澤龍彦との日々
悲しくも平凡な夫婦の姿が見えてしまって澁澤ファンとしてはちょっとがっかり。特に、一回り年下の妻に「いつまでもオバサンにならないでね」などとあきれたことを言っていたのかと思うと、彼の作り上げた輝かしい......
澁澤龍彦―ユートピアふたたび KAWADE夢ムック
おおむね不満はありません。澁澤龍彦初心者にはちょうどいい資料となるのではと思います。…ただ一点を除いて。最初の夫人である矢川澄子との結婚の事実が、なぜ年譜から抹消されているのでしょう。何も知らない人......
滞欧日記 (河出文庫)
素敵な旅の記録です。 本を開くたびにいつのまにか自分も旅をしているような気分になります。 とはいえやはり著者ならではの内容なので、ファンの人におすすめですね。 私は澁澤さんのことは本を1冊読んだこ......
ねむり姫―澁澤龍彦コレクション 河出文庫
平安時代から江戸時代にかけての妖異譚が六つ。「ねむり姫」「狐媚記」「ぼろんじ」「夢ちがえ」「画美人」「きらら姫」。澁澤龍彦の小説のなかでも殊に魅力的な『高丘親王航海記』(1987)や短篇集『うつろ......
作家の肖像―宇野浩二・川端康成・阿部知二
三人の作家がそれぞれの個性を著した作品群を筆写の新たな視点で見つめ直す解析書。...
文豪ナビ 川端康成 (新潮文庫)
川端康成の生い立ちを始め、作家自身を知るには良い1冊。そして、「声に出して読みたい」のコーナーでは、彼の表現の美しさを、詳しく解説してあり、改めて「川端は良いな」と感じた。ただ、どうしても腑に落ちな......
マガジン青春譜―川端康成と大宅壮一 (文春文庫)
「心の王国」「ピカレスク」と文庫で読んできて、こちらの作品に至りました。 事実の小説化というのが、本当に上手い作家さんであるということを、 読み進めるたびに感じました。 本書のメインテーマ(?)は......
川端康成―美しい日本の私 (ミネルヴァ日本評伝選)
近代作家でありながら、日本の伝統風土に深く根ざし、その風土性を反映した作品を書く作家が、川端康成である。ノーベル賞授賞理由は「日本人の心の精髄をすぐれた感受性をもって表現した」ことにあるとされてい......
臨床文学論―川端康成から吉本ばななまで
現実にない本の世界と本の中の主人公の心理が書かれていて勉強になりました。今まで精神分析を援用した文学研究は多かったけど、近藤氏は作家と作品(テクスト)をクライアントとして捉えようとして「臨床文学論」......
私説昭和文学
長いことビックコミック系の雑誌に長編を発表し続けてきた作家だが、 『岳人列伝』を始め、その短編にもきらりと光るものがある。 この作品は、当時上製版で出たためか手に入りづらく見たことがなかったが、 装......
日本文学にみる純愛百選 zero degree of 110 love sentence
「冬ソナ」しかり、「セカチュー」しかり、「愛ルケ」しかり…。とかくこの世は〈純愛〉だらけ。でも〈純愛〉ってホントはどんなもの? ってな訳で、そんな疑問に答えてくれるのがこの本。〈純愛〉ブームも〈純愛......
坂口安吾と中上健次 (講談社文芸文庫)
安吾論冒頭で、「比喩にまみれて底の見えない議論にはもううんざりだ」と宣言しているが、言語が本質的に比喩でしかない以上、比喩=言語に頼らず議論ができると、いい歳して妄言している柄谷の手になる本書は、そ......
坂口安吾 百歳の異端児
わかりやすくすっきりした内容とはなっていないし、え?なんでこの作品は語らな いの?という箇所もいくつかあるけど、坂口安吾とは何者か、ということを著者出 口氏が四苦八苦しつつ格闘して書いた本。出口氏は......
評伝 坂口安吾―魂の事件簿
今まで数々の坂口安吾にまつわる著書を読んできたけれど、ここまで刺激的な本は無い。七北氏の切り口が安吾初心者にも、安吾フリークにも興味をそそるものではなかろうか。新たな視点で安吾を読み解く手段にはもっ......
太宰治・坂口安吾の世界―反逆のエチカ
太宰は常に死を懐に持ち、安吾は絶えず生を向いて戦い続けた。ベクトルは対称的だが、しかし、人生を文学の形として厳しく見つめ、自爆した織田作を含めた3人は、その時、時代のオピニオンリーダーであった。太宰......
人間坂口安吾 (人物文庫)
この本の著者は安吾よりも太宰のファンだと断りを入れていて、「人間 坂口安吾」という題ではあっても、遠慮なく太宰をは褒めるが、安吾に関してはどちらかというとその奇行の多くを語っている。冷静に書かれてい......
島崎こま子の「夜明け前」―エロス愛・狂・革命
こま子伝としては面白い。が、余計な部分が多すぎる。また66p、「藤村はこの段階で本格的に結婚を考えていたことはまず間違いない」として、小説「明日」を例証として引用しているが、これは後に書いてある通り......
志賀直哉はなぜ名文か―あじわいたい美しい日本語 (祥伝社新書)
僕は、やはり名文だと思いました。「全く」の使い方について、間違っているといっていますが、あれは間違いではないです。(ちゃんと調べてから書きましょう。)評論家然としてレビューは書きたくないですが、志賀......
白樺たちの大正 (文春文庫)
この本は「白樺派」の作家、特に武者小路実篤が創めた「新しき村」と、その村に好意的だが距離を置いた志賀直哉を中心に、大正時代の思想と精神を描いた本です。 「新しき村」が当初、予定していた「理想郷」に......
白樺たちの大正
鴎外や漱石は(心情的に)わかる。芥川や太宰もわかる。でも間に挟まれた白樺派って、なんじゃこいつら……って感じじゃなかった?この本を読んで、やっと少しわかった。っていうか、わかるように時代的背景をきっ......
志賀直哉〈下〉 (新潮文庫)
「小説の神様」とも称された稀世の文学者とその時代を、末弟子の深い思いで叙した「私の志賀直哉物語」後編。 夏目漱石に勧められて書き始めた「時任謙作」が、父との和解後、主題を変えて、志賀唯一の長編......
志賀直哉〈上〉 (新潮文庫)
志賀直哉の知遇を得て、師と仰ぎ親炙した末弟子阿川弘之が描いた評伝。評伝と言っても、主観的批評をせず、事実を客観的に積み重ねる手法を取っている。「小説の神様」に畏敬の念を払うがゆえに、あえて小賢しい......
絵で読むあらすじ日本の名著―1話5分で名作が読める!
先ほど読み終えました! ゆるいイラストと、読みやすくておもしろい文章が、やみつき!! 今までの他のあらすじ本とは全く違う。 文章自体におもしろみを感じるし、絵が笑える。 それなのに、しっかりと感動し......
露伴と道教
なぜ幸田露伴は正しく評価されることなく、過去の人となってしまったのか?露伴の本質をより多くの人に理解してもらい現在の不当な評価をくつがえそうという著者の情熱がひしひしと伝わってくる。しかしこの企ては......
幸田露伴と明治の東京 PHP新書 (PHP新書)
著書からの引用部分はやっぱり少し難しいけれど時にはくすっと笑えるようなところもあって幸田露伴氏の厳しくも優しい人柄が垣間見れて素敵な本でした。...
幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法
現代は経済のグローバル化で適者生存の原理がより鮮明になっている。渡部昇一氏は、こうした時代にこそ「修養」が重要だと述べる。なぜなら、修養とは自助努力を尊ぶ思想だからだ。 幸田露伴は修養を体現した人......
幸田露伴 江戸前釣りの世界
「幻談」が読みたくて購入しました。幻談も予想以上にすばらしい作品で、大人(たいじん)が釣りをする志というのは、かくあるべしと反省させられることしきりで、いたずらに釣果を競う普段の我々の釣りの浅はかさ......
慶応三年生まれ七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代
明治時代に少しでも興味を持っている人に読んでもらいたい本です。”漱石とその時代”ほど肩ひじをはらず、とはいってもすべて史料にもとづいた(と思われる)確かな時代描写とその時代に生きた人たちを面白く描い......
街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間
私は司馬遼の大ファンであるが、「街道をゆく」はまだ読んでいない。 「街道をゆく」は司馬遼太郎が1971年から1996年まで実に25年もの間 週刊朝日に連載されたもので、文庫本では43冊になる大作だ......
私説昭和文学
長いことビックコミック系の雑誌に長編を発表し続けてきた作家だが、 『岳人列伝』を始め、その短編にもきらりと光るものがある。 この作品は、当時上製版で出たためか手に入りづらく見たことがなかったが、 装......
週刊司馬遼太郎 (3) (週刊朝日MOOK) (週刊朝日MOOK)
週刊司馬遼太郎Vol.Iから愛読しているが、 今回のVol.IIIを手にしてみて、 『司馬遼太郎』の知識、思考の 引き出しの大きさ、多さを再認識させられた。 巻末にある夫人の福田みどりさんのインタビ......
司馬遼太郎と朝鮮―『坂の上の雲』-もう一つの読み方
本書の著者である備仲臣道氏は、日清・日露戦争や日韓併合を日本の「朝鮮侵略」と見なす立場に立って居る。その姿勢は徹底しており、今時ここまで徹底して明治日本の対朝鮮姿勢を「日本の朝鮮侵略」と見なす人が居......
週刊司馬遼太郎 2 (2) (週刊朝日MOOK)
司馬遼太郎さんの作品を軸に縦横無尽に広がり、 読者を裏切らない展開はこのVol.2でも顕在。 司馬さん亡き後、生まれては消えていく、幾つもの 司馬さん関連の出版物があふれるなかで、 『週刊司馬遼太郎......
日本文学にみる純愛百選 zero degree of 110 love sentence
「冬ソナ」しかり、「セカチュー」しかり、「愛ルケ」しかり…。とかくこの世は〈純愛〉だらけ。でも〈純愛〉ってホントはどんなもの? ってな訳で、そんな疑問に答えてくれるのがこの本。〈純愛〉ブームも〈純愛......
司馬遼太郎―全日本人に贈る「国民作家」からのメッセージ (別冊宝島―シリーズ偉大な日本人 (1381))
司馬さんの作品の描写文章は、よく雑誌に取り上げられます。改めて読んでみると、やはりどれも意味深くストーリーと人物を髣髴とさせるものばかりです。 この雑誌も、司馬さんの文章から、その時代と登場人物......
澁澤龍彦の古寺巡礼 (コロナ・ブックス)
龍子夫人との2ショット写真や、 サングラスを外した姿など、はじめて見る澁澤の姿に ドキドキしてしまいました。 紹介されているお寺は有名なものから はじめて名前を聞く小さなお寺まで、幅広く、 純粋なガ......
太宰治はミステリアス
太宰治の作品論でも、作家論でもなく、太宰治の小説を成立させている前提としての「文豪 太宰治というイメージ」の成立過程に迫った、大変刺激的な本です。 世間から挫折し、苦悩の末自殺を繰り返す文豪・「太宰......
私説昭和文学
長いことビックコミック系の雑誌に長編を発表し続けてきた作家だが、 『岳人列伝』を始め、その短編にもきらりと光るものがある。 この作品は、当時上製版で出たためか手に入りづらく見たことがなかったが、 装......
絵で読むあらすじ日本の名著―1話5分で名作が読める!
先ほど読み終えました! ゆるいイラストと、読みやすくておもしろい文章が、やみつき!! 今までの他のあらすじ本とは全く違う。 文章自体におもしろみを感じるし、絵が笑える。 それなのに、しっかりと感動し......
ピカレスク―太宰治伝 (文春文庫 い 17-13)
かなりページ数の多い本なのですが出てくる事実が一々面白く、 ページを繰る手が止まりませんでした。 太宰治の自殺未遂が、都合の割る状況をリセットするための 手段として、そんなにも意図的に行われている......
太宰治論―キリスト教と愛と義と
福永氏はこの著書の中で、太宰治という筆名から、生まれ落ちた瞬間から背負ってしまった堕罪(「太宰」と同音)を、キリスト教によって救おうとした(「治」めようとした)、という含意を読み取っている。また、......
新約 太宰治
新見解を示そうとする意欲が書名にも現れている。文学は本当のことを書く、あるいは本当のことを書こうとするものだとすれば、そういう作家の下心とも地下活動とも言うべきものに迫っていくのが文芸評論の役割で......
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